歌よみの眼 馬場あき子
2018年 03月 02日
言葉を知りたくて馬場あき子さんの本を借りてきました
久し振りに美しい日本語に接することが出来ました。
氏の古典芸術への深い理解と人間性の深さ文章構成力の素晴らしさに
感服しました。いつでも手元に置きたい書物です。
馬場あき子著『歌よみの眼』☆☆☆ NHK出版 245頁
わが生(しょう)やこのほかに道なかりしか なかりけんされどふいの虹たつ (『ふぶき浜』より)
また
西行のさくらありわがさくらありて小さけどわがさくら咲く
若い頃、読んで好きになった歌ですが、また読み直しして好きな歌を見つけたくなりました。
磯田道史『歴史の愉しみ方』 中公新書
テレビを見ているうちにだんだん人柄が好きになってきた磯田さんの本を始めて
借りましたが、多分はまってしまうはずです。他に2冊予約したんですが
引っ張りだこですね。